輸入ビジネスにおける国際輸送時のダメージについて

こんにちはアマゾン貿易のゆうさくです。

「今回の商品はダメージ大丈夫かな。」

アメリカから商品が届いた時に一番緊張するのが、ダンボールを開ける時だと思います。

あの時の悪い意味のドキドキ感は忘れられません。

 

本日は海外から輸送されてきた時のダメージの話をしようと思います。

アメリカからの荷物はどんなダメージで届くのか

多くの方が転送会社を使い、アメリカ内で荷受けをして日本にまとめて発送していると思います。

僕はいろいろと気にしない性格なのか、ダメージがある状態で商品が届いてもあまり気にしませんでした。

補修したり、そのまま納品したり(ノークレームに賭ける 笑)、捨てたりします。

(昔の写真があったので添付しますが、良い悪いは別にしてこんな状態でも普通に販売しました。)

高額商品だったら捨てる事はありませんが、仕入れが2000円未満だと捨てたり、部屋にそのままだったりします。
(当然ですが、ある程度まではしっかりと全て販売していました。)

僕は物販を教える立場としては、初心者にはヤフオクで売りましょうと言いますが、結局それは資金次第です。

なかなか共感されないとは思いますが、ダメージ品を出品せずに捨てた方が人生ベースで考えると得な時もあります。

「面倒だけどダメージ品を中古出品しなきゃ」と考えるあまり、他の作業が捗らずトータルで損をする。あり得る事だと思います。

コントロールできる範囲内で嫌な事はやらない、という方がモチベーションも上がるし、そもそもビジネス自体が嫌になりにくいです。

継続が最重要事項だと僕は考えるので、そういう意味でもモチベの下がる事に時間を費やすのは得策ではないと思います。

話がそれましたので元に戻します。

アメリカからの商品で、ダメージ商品っていうのは結構あります。

僕が使っていた物流会社で荷受けをする時は商品の大体3-5%程度がダメージ品というイメージでした。

どこまでがダメージ品と決めないとこの数値に意味はありませんが、

一般的に新品として販売するのはちょっとな~という感じでイメージをお願いします。笑

実際に全く販売できないような商品はありません。なぜなら上記写真のように中古として売れるからです。

商品自体に問題がある(型や色を間違えた)場合は売れませんが、それは輸送時のダメージとは関係ないので、上記には入れていません。

結論として

ダメージは3-5%程度の商品がダメージを受けているが、基本的に売れない物は無い。(中古として売る)

こんなイメージで良いのかなと思います。

卸やメーカーからの配送は?

僕はメーカーからDHLで直接日本に輸送しています。小売りからはもう買ってません。

本当はAmazon倉庫に直接納品をしようと思っていましたがしていません。さらに言うと今後もやるつもりはありません。

いろいろ理由はあるのですが、それはメーカーとの付き合いをするようになると分かると思います。

今回の主題とはずれるのでいずれ書きますね。

さて、メーカーからDHLでの直接納品ですが、綺麗な状態で輸送されてくる事が多いです。

最近は自分で荷受けをする事がほとんど無いため、写真の手持ちも少ないのですが、参考に1枚。

これは最近自分の部屋で荷受けをした商品です。(アメリカサプライヤー→ゆうさく)

初回取引は自分で荷受けをしているのですが、この時はなかなか量が多くて参りました(*_*)笑

僕が納品準備後に撮影したので適当なガムテープの貼り方ですが、箱自体の潰れはありませんよね?

当然ですが中の商品も何ら問題はありませんでした。(傷一つない状態)

メーカーや卸業者からDHLで直送の場合はほとんどダメージは無いケースが多いです。

 

だけど転送会社で使っているのはほとんどがDHLやFedexで、同じDHLですよね?

どこでダメージの差がでているのでしょうか。

どこでダメージを受けているのか

多くの方が転送会社が商品にダメージを与えていると考えるのですが、それは半分正解、半分見当違いです。

というのも、実はアメリカのサプライヤー(アマゾンやEbay)から転送会社までで結構なダメージを受けています。

僕はパートナーがアメリカにいるので、荷受情報などが分かるので間違いありません。

アメリカ国内輸送は結構なダメージ受けます。いい加減な事が多いです。

特にEbayなどはセラーによっては梱包が下手くそなケースも多いのでよりダメージを受けやすいですよね。

転送会社がいい加減な梱包や取り扱いをしているのもありますが、それが全てでは無いという事です。

どうやって商品ダメージを減らすのか

上述の通り、ダメージは「転送会社→日本間」だけが原因ではありません。

つまり、転送会社を変更すればダメージが大幅に減るという訳では全くありません。

商品ダメージを極力無くそうと考える場合は

「アメリカ国内で荷受けして、ダメージ品だった場合はサプライヤーに返品してくれるサービスが付帯した業者」が良いと思います。

通常このような便利なサービスがあると高くなるので僕はオススメしませんが、扱う商品単価によっては選択の余地はあると思います。

返品指示やその対応を含めると日系の転送会社になるでしょう。

僕は日系の転送会社や納品代行会社は利用した事がないので分かりませんが、気になる方は問い合わせをしてみましょう。

ダメージでの損失を計算した時にどのくらい毎月損しているかが分かれば、どの物流業者を使うべきかはじきだせますよね。

面倒ですが、一度計算してみて、最善を出してみてください^^

それでは!!

あとがき

僕が契約しているアメリカメーカーさんからの輸送の話です。

当然のようにアメリカから輸送してもらっていたのですが、工場が中国にあるという事で中国から直接送ってもらいました。

いい加減な梱包でくるだろうから嫌だなぁと思っていましたが、全くそんな事ありませんでした。

というか中国からの方が綺麗な状態でした。

「へー!すげぇなぁ~」と思ったのですが、よく考えたら「中国→アメリカ→日本」よりも

「中国→日本」の方がダメージはそりゃ少なくなるよねって話ですよね。

物流の基礎として、なるべく輸送距離を短くする。

これが大切という事が身にしみて分かりました。

みなさんも物流を見なおしてみてください^^

それでは!