Amazonでの返金・返送・在庫保管手数料の算出方法

こんばんは、ゆうさくです。

ここのところ売上が上がっていますが、利益率が下がっています。
どうしましょうか・・・。どうにかあと5%くらいは上げたい。
3月になってみなさん売上伸びていると思いますが調子はいかかですかね。

本日は、理解を避けつつあったアマゾンの手数料関係です。
返品とか返金とか手数料がどのくらいかかるのか、返送の手数料の計算の仕方
あなたはご存知ですか? 私は全然知りませんでしたww。
昔に調べたような気もしますが、完全に頭から抜けてますのでまとめました。

アマゾンに電話をして聞いたので間違いないです。
なお、FBA利用している事が前提なのでお気を付けください。

Amazon 手数料

アマゾンの返金手数料について

まずは返金についてです。
返金には2通りあって、「全額返金」「一部返金」があります。
なにが違うかというと、全額返金は出品者の瑕疵によって返品が行われているという点。
一部返金は購入者都合によって返品が行われているということ。

それぞれ返金手数料は以下です。

全額返金 → 出荷作業手数料 + 販売手数料*0.1
一部返金 → 出荷作業手数料 + 販売手数料*0.05

例えば30,000円のレゴブロックが返品・返金されたとします。
(レゴブロックに意味はありません 笑)
販売手数料を10%とします。カテゴリによっては15%とかもあるので注意です。
すると手数料はこんな内訳となります。

全額返金 → 98円(出荷作業手数料)+ 3,000(販売手数料)*0.1 = 398円
一部返金 → 98円(出荷作業手数料)+ 3,000(販売手数料)*0.05= 248円

つまり、出荷作業手数料については返金がなく、
販売手数料の10%は返金の手数料で返ってこないという事です。

30,000円の商品が返品・返金でも合計398円しか手数料がかからないってAmazonさん神です。
ちなみにFBAでの種別分類です。忘れている方は復習してみて下さい。

amazonFBA手数料

販売不可商品の返送手数料について

Amazonでは商品に問題なくても返品があるくらいなので
返品はどうしようもない避けて通れない道なんですよね。

返品によって販売不可になってしまった商品は自宅などに返送をする必要があるのですが、
その際の返送手数料は以下です。

小型商品 →  51円/1点
大型商品 → 103円/1点

例えば100点をまとめて返送手続きをした場合でも
全く関係なく「1点につき」所定の手数料が請求されます。
つまり100点を一括で返送したら小型の場合は5,100円という事です。

個人的には高いと感じますがどうですか?
間違えて100点納品してしまったら、返送して5100円ですよ?キツイです。

FBAマルチチャネルサービスの発送手数料について

私はマルチチャネルはそこそこ利用するので手数料などは知っていますが、おさらいという事でまとめます。まずはおなじみの料金表です。

FBAマルチチャネルサービス手数料

マルチチャネルサービスを利用してかかる料金は以下
発送する商品金額は全く関係ありません。

マルチチャネルサービス料金 → 出荷作業手数料 + 配送手数料

先ほどのレゴブロックでマルチチャネルサービスを使うと

134円(出荷作業手数料) + 396円(配送手数料) = 530円

530円が手数料合計金額です。

ちなみに通常のFBA配送の場合は
98円(出荷手数料) + 221円(配送手数料) = 319円

その差は211円です。
当然ですが、マルチチャネルサービスの場合は通常よりも割高になるという事です。

販売単価が2,000円前後の方はこの211円はかなりの痛手になりますよね。
ヤフオクでAmazonと並行販売していて、販売手数料がヤフオクの方が安いので利益出ている感じがありますが、マルチチャネルを使っていると実は利益ほとんど無かったってならないように注意してください。

マルチチャネルサービス利用時のダンボールについて

手数料とは関係のない余談ではありますが、マルチチャネルサービスで無地ダンボールで送ってくれる倉庫は以下です。

2014年8月26日現在、無地ダンボールでの出荷行っているフルフィルメントセンター
小田原FC(神奈川 FSZ1)
川島FC(埼玉 HND3)
大東FC(大阪 KIX2)
川越FC(埼玉 NRT5)

ここ以外に納品している商品をマルチチャネルを利用して発送した場合には
Amazonのロゴが入ったダンボールで発送されます。

もし、ロゴ入りがどうしても嫌だという事であればAmazonに連絡して納品先を小田原FC(神奈川 FSZ1)に変更可能です。

こちらがそのメールを送るときのテンプレートです。
アマゾンで公開されています。

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メール宛先 : jp-fba-mcf@amazon.com
件名:無地ダンボールでのマルチチャネルの出荷希望
本文:
無地ダンボールでのマルチチャネルの出荷を希望します。
①出品者様の正式名称 – 「       」
②Eメールアドレス  – 「       」
(セラーセントラルの出品用アカウント情報に登録されている①出品者様の正式名称、②Eメールアドレスを上記に記載の上、送付お願いいたします。)
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私は変更していませんが。マルチチャネルを多く使う方は検討してもよいかもしれませんね。
今のところロゴ関連で問題が起きていないので・・・問題が起きたら検討してみます。
納品時の送料が上がるのでできれば変更したくないです。

在庫保管手数料について

最後に在庫保管手数料の確認方法について簡単にご説明します。

在庫保管手数料は月締めで請求されます。
ペイメント → 「この期間の決済情報」をいじる → 「FBA手数料」
ここの「FBA手数料」という項目が在庫保管手数料です。

返金や返品についても含まれていますが、ここが現状で確認できる最も正確な金額です。
なぜ月額保管手数料だけで見れないのかは謎です。

見たこと無い人は一度確認してみて下さい。

あとがき

単独記事にしようと思っていますが、最近ヤフーストアのプロフェッショナル出店を行いました。
3日前くらいからガチでバナーを作ったり、商品の登録をしたりしていまして、
ついに、ついに、初の購入者が出てきました。やっぱめっちゃ嬉しいですね。
Amazonでは一日5~6個売れる商品ですが、自分のショップから売れるというのはなんとも感慨深いです。
ライト出店で売ったときとは違った嬉しさがあります。

利益率もグッと上がるので、これから力を入れていこうと思います。
ただ、メールとかがちょっと手間です・・・。